趣味でおいしい水にはまってます。
ミネラルウォーターのレポートをします。
エビアンを買ってきました。
たぶん世界で一番有名なミネラルウォーター。
気にはなってたんですが。
硬水ってまずいイメージがありますよね。
じっさいどうなのか。
試してみました。
エビアンを飲む
エビアンのラベルって洗練されたイメージがありました。
フレンチアルプスの山々がデザインされたやつですね。
でも、今回買ってきたエビアンは。
ハイテンションなキャラがプリントされたやつ。
どうやら、ランダムでキャラクターがプリントされたラベルが入ってるようです。
このキャラ、何がそんなに嬉しいのでしょうね(笑)。
気になりませんか?
ところで。
エビアンの成分はこうなってます。
pH:7.2
硬度 :304mg/L
カルシウム : 80mg/L
マグネシウム: 26mg/L
ナトリウム : 8mg/L
WHOの基準だと超硬水になります。
カルシウム:マグネシウムの比は 3:1
カルシウムが多目の水です。
飲んでみた感想。
水の温度は一番味覚が分かりやすいといわれる15℃。
食後2時間経過。
口に踏んでみると。
すっきりとした感じはしない。
口の中でまとわり付くような感じがします。
のどを通ると辛いようなヒリヒリするような後味が残ります。
軟水になれた僕としては、おいしいとはいえないかな。
飲めないまずさではないです。
妻は「にがりを入れた水みたい」と言っております。
たしかに、にがりの味に似てる。
もちろん。かすかににがりの味がする程度。
でも、運動した後はまずいと感じない。
喉が渇いているので全然気にならないです。
体がミネラルを欲しがっているということなんでしょうね。
ふだん体を動かさない人が飲む水としては。
おいしいとはいえないかもしれないです。
1日放置した水道水の方がおいしい。
といったら元も子もないですが・・・
我が家では不人気でした。
誰も飲まないので僕が全部飲みました。
フランス人には近づけそうにないです。
エビアンって何?
ここからは、うんちくを少々。
興味のない方は飛ばしてください。
つづりは”evian”ですが。
日本での発売元・伊藤園は「エビアン」と書いてます。
エビアンと呼びます。
エヴィアンとかっこつけて書いても意味ないですし。
フランス語の発音は分からない。
1789年。フランスのドゥ・レセール公爵がエビアンという土地で泉を発見しました。
この泉は「カシャの泉」と呼ばれています。
伯爵は腎臓結石の持ち主でした。
泉の水を飲み続けたところ、症状がよくなったそうです。
その評判を聞いた人々があつまり現在に続くスパリゾートの地、
エビアン・レ・バンが発展したようです。
ヨーロッパの老舗ミネラルウォーターは、
温泉地が目玉商品として売り出した温泉水がもとになってることがよくあります。
エビアンもそのひとつ。
エビアンで腎臓結石が治るかどうかはおいといて、
自然の水を保存しようという姿勢はすごいと思います。
ちなみに、エビアン・レ・バンではブランド水「エビアン」と
同じ水が街の中で湧き出ているので飲み放題らしいです。
京都にも湧き水取り放題のところはいくつもありますが。
そういう感じでしょうか。
今回僕が買ったのは、コミカルなオリジナルキャラクターの付いたラベルでしたが。
他にも有名デザイナーとコラボしたパッケージデザインのボトルを販売したりしてます。
世界にはエビアンのボトルをコレクションする人もいるとか。
エビアンは200年近い伝統のある水ですが。
伝統だけじゃなくて、イメージ戦略も積極的にやってるみたいです。
ヨーロッパの企業はブランド戦略が上手いですね。
水の味よりも、水にかかわる人たちの活動に感心しました。
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