ペットボトルで水を飲むとき直接口をつけて飲んでますよね?
口の中にいる雑菌がペットボトルに移ってしまいます。
夏場は食中毒の危険性がありますよ。
口の中は細菌だらけ
口の中にはたくさんの細菌がいます。
歯をよく磨く人でも1000~2000個。
歯をあまり磨かない人は4000~6000億個の細菌がいます。
口の中は唾液で守られているので病気になることはほとんどありません。疲れて抵抗力が落ちたり、加齢で唾液の量が少なくなると病気になりやすくなります。
ペットボトルに口をつけると、口にいた細菌がペットボトルに移ってしまいます。
ペットボトルに付いた細菌は放置すると増えてしまいます。
次にペットボトルの水を飲んだときに増えた細菌も一緒に入ってしまいます。
細菌の増える条件
春から夏は細菌の好きな時期
5月から9月の気温の高いときは細菌の増えやすい時期です。
細菌は10℃以下ではほとんど増えません。
(種類によっては冷蔵庫の中でも増える菌もいます)
10℃を超えると増えていきます。
細菌が一番増えやすい温度は30~40℃です。
水とえさがいります
細菌は水とえさがないと増えません。
水だけでは増えませんが、細菌は食べかすや口の中のわずかな有機物でもえさにします。
清涼飲料水のような糖分の入った飲み物は細菌の大好物です。
大腸菌は35~37℃(人間の体温と同じ)温度が大好きです。
十分なえさがあれば、30℃でも18時間あれば100個の大腸菌が1億個に増えます。
細菌はえさがなくても死にません。
冷蔵庫の温度でも死にません。
冬眠の様な状態になって動きが止まるだけです。
体の中に入ると活動を始めます。
体調のいいときは問題ありませんが。
疲れたり、ストレスなどで抵抗力が弱くなると。
食中毒になります。
子供や老人などの抵抗力が弱い人も食中毒になりやすくなります。
直接飲むなら1日以内で
ペットボトルの水を飲むときは、一日で飲むなら口付けでも問題ありません。
何日もかけて飲むと細菌が増えてしまいます。
コップに移して飲んだほうが安全です。
春から夏にかけて気温が30℃を超えるような時期になると細菌が増えやすくなります。
口をつけて飲むならその日のうちに飲みきりましょう。