ペットボトルの使いまわし。
やってませんか?
水の入ってたペットボトル。
洗ったらまだ使えそうですよね。
捨てるのもったいないし。
また水を入れて使っちゃおう。
洗えば問題ないでしょう。
いいえ。
ちがいます。
ペットボトルの使いまわしすると思わぬ危険があるんです。
いったいどんな危険なんでしょうか。
ペットボトルの使い回しが危険な理由
ペットボトルが食中毒の原因
新品のペットボトルは清潔なのですが。
ペットボトルは口を付けて飲みますよね。
人間の口の中には雑菌がいます。
ふだんは唾液が雑菌が増えるのを防いでくれます。
でも、口の中の雑菌がペットボトルの口に移ってしまうと。
唾液のなくなった雑菌は繁殖を始めます。
しかも、ジュースや甘味料の使った飲み物をいれてると。
雑菌のエサになります。
一日くらいなら問題ありませんが。
二日、三日とたてば雑菌は繁殖します。
洗ってもだめ
でも洗ってるから大丈夫。
そんなことはありません。
ペットボトルの口は
キャップをはめるために複雑な凸凹になってます。
その陰に潜んでいる雑菌がいるのです。
水で洗ったくらいでは落ちません。
洗剤を使って溝の奥までブラシでていねいに洗えば、雑菌は落ちるかもしれません。
でもブラシを使うと傷が付きます。
傷の中に潜んだ雑菌は簡単にはとれなくなります。
雑菌が体に入るとどうなる?
雑菌が体の中に入り、
繁殖すると毒素を出します。
その毒素が食中毒の原因です。
最近が元で細菌性腸炎になることもあります。
発熱と下痢で苦しむことになります。
実は、僕は細菌性腸炎になったことがあります。
同じ物を食べていた家族は問題なかったのですが。
そのときは、自分専用のペットボトルを二日洗わずに使ってました。
これが原因としか思えません。
大人でも一週間近く抗生物質を使って治療しないといけません。
小さな子供なら重症になる可能性もあるところでした。
だからペットボトルの再利用は危険なのです。